ロスト・イン・ラ・マンチャ (2001)
原題:Lost In La Mancha
邦題:ロスト・イン・ラ・マンチャ (2001)
公開:2003年
監督名:
キース・フルトン Keith Fulton
ルイス・ペペ Louis Pepe
出演者:
テリー・ギリアム Terry Gilliam
ジョニー・デップ Johnny Depp
ジャン・ロシュフォール Jean Rochefort
ヴァネッサ・パラディ Vanessa Paradis
ベルナール・ブーイ Bernard Bouix
ルネ・クライトマン Rene Cleitman
トニー・グリゾーニ Tony Grisoni
ニコラ・ペコリーニ Nicola Pecorini
ジョニーデップの役名:本人
▼解説・ストーリー
『未来世紀ブラジル』や『バロン』などで知られるテリー・ギリアム監督は新作『The Man Who Killed Don Quixote(ドン・キホーテを殺した男)』の製作に着手した。製作費50億円、出演はジョニー・デップにヴァネッサ・パラディなど豪華極まる。しかしクランク・イン6日目にして、本作は撮影中止に追い込まれてしまった。なぜか?Amazon.co.jp
▼見どころ・レビュー
「悲劇か? 喜劇か? この未曾有の超大作に、一体何が起ったのか!?」な〜んて意味深で、意味不明なキャッチコピーでしたね!
この映画は撮影6日目にして中断に追い込まれ、脚本は保険会社により差し押さえられてしまったので、こうも言いたくなったのでしょう。(笑)
撮影は上空を飛び交うNATOの戦闘機の騒音に邪魔され、ロシュフォールの病気による降板、さらには豪雨によるセットの崩壊という”泣きっ面にハチ”状態。その悪夢の一部始終を、カメラが目撃していました。
世にメイキング・フィルムは数あれど、史上初の作られなかった映画のメイキング・フィルムとして異彩を放つ、画期的なドキュメンタリー映画です。
こんな映画は、そうそう観る事はないでしょうね!